20141030

先日の広島出張の新幹線内で妙に盛り上がった話です。なぜあそこまで盛り上がったのかは分かりませんが、やっぱり同じことを思うものですよね。幾つかの話題を紹介しながら、その時どう思ったかをご紹介しようと思います。

1. リッツパーティを一回やってみた話

一緒にスモールサロンの運営をしている佐藤さんから「俺、リッツパーティ家でやってましたよ」という告白をされました。西麻布に住んでいた時代の話ですが、正直驚きました。ナビスコリッツなんか好きそうじゃないのに。

林 :「え?ホントですか?何人でパーティされたんですか?」

佐藤:「俺だけです」

林 :「えっ?」

佐藤:「えっ?」

それ、ただ空腹を満たすために、家にあるものをリッツに乗せて食べただけなんじゃないか、と思いましたがスモールサロン前なので何も言わずに我慢しました。でも、あそこまでCMでやっていたので刷り込みで一度は試してみたくなるものですね。

そして、人材難を打破せよ!

ここから、人材難の話になります。

私が関わっている業界の中に「美容業界」「建設業界」があります。どちらも人材不足です。景気の良し悪しには差がありますが、とにかく求人に応募が来ない。

その理由は業界のイメージや店舗数の増加と免許取得者数の減少などが挙げられます。この中から以下を考えてみましょう。

業界イメージの悪さ

これは建設業界ですね。とにかくイメージが良くない。それでも私達は道路も駅も利用するし、屋根のあるところに寝泊まりする。夜景のきれいななんちゃらヒルズとかに行く。

全部、建設業者が作ってますからね。基幹産業のこのイメージの悪さはなんだろう?

免許取得者数の減少

こちらは単純に資格を取得する魅力が比例して減少していると思われます。少子化ですが、それでも若手人材が増加している業界もありますので、間違いないと思います。

この問題を解決するにはデパートの話を思い出そう

なぜ、デパートや百貨店の経営が苦しくなっているのか?

それは、見込み客である若い方が利用しなくなっているからです。一部のブランド化に成功したデパートや百貨店を除き、多くは悲惨な状況になっています。

では、一世代前はなぜブームが巻き起こっていたのでしょうか?

理由は簡単、「子供の頃から馴染み深い場所だった」からです。日曜日には家族でデパートで買い物をし、レストランでオムライスを食べ、おもちゃをねだり、屋上の遊園地で少し遊んで、後ろ髪惹かれながら家に帰る。次に行くのが待ち遠しい。

楽しい思い出いっぱいの子どもが、やがて成長すると「百貨店で買い物することが当然の大人」になります。しかし今は高級化を目指すあまり、家族でショッピングを楽しむ場ではなくなっています。そこに併せてショッピングモールの台頭。デパートは「幼少期の接触頻度が重要」だと気付かなかったのが原因です。

この原理原則を取り入れよう

「美容室経営ゲーム スモールサロン」ならびに「建設会社経営ゲームBCC」をお子さまでも出来るような改良を重ねていきたいと考えています。

「業界が人々へ与える価値」こういうものを子どもの内から接することによって、この二業種に関わらず、仕事の価値は、自分がやったことの出来不出来ではなく、お客さまに有益かどうかが全てだと分かってもらえたら嬉しいなっと思っています。

2. 広島カープでは爽やかで周りに気を遣う選手は伸びない

これは、広島でお客様から食事にお誘いいただき、「お好み焼き村」というビルの4階にある「八戒」さんで美容サロンオーナーが仰っていたことです。

「あの選手は爽やかで気を遣う好青年だから伸びないかもしれないね」

広島なので、当然のようにカープファンが大多数です。広島カープという球団の一昔前のメンバーを見ると、パンチパーマか角刈り。強面。過去に居た心優しい爽やか男子は上手く育成出来なかった。

だから、広島カープでは「気配り系男子」は成長しないと仰ったと思います。この話を聞いた時、衝撃でした。社会的に良いものとされている価値観も、プロ野球の世界では「我の強さ」みたいなものの方が成功のポイントになるということなのでしょうね。

カチカチ価値観じゃダメですねーっと少し反省した場面でした。あ、牡蠣と広島焼きサイコーでした。ありがとうございました!

3. コンプレックスが原動力の人は満たされると2つの道に別れる

さて、タイトルになっている話題です。

佐藤さんから「林さんコンプレックスってある?」って聞かれてしばし考えて答えました。

「ありません(笑)」

「俺も全くありません」と答え、この話題についてしばし語らう私たち。その昔、交友関係がそれほどなく、人間関係の構築が苦手で人からチヤホヤされたこともない。お金を稼いだこともない。

それがやがてコンプレックスとなり、とある機会に乗じて独立を果たす。

ここまではOKなのです。コンプレックスが原動力になるから。でも、書籍を出版して、講師業もして、人から「先生」と呼ばれるようになると、コンプレックスを自分の中で解消できたと感じる瞬間が来るわけですね。そのとき次は何をモチベーションにすればいいんだ?

A.そのまま行っちゃう場合

もう次にしたいことが見つからず、自分のビジネスライフのゴールを見てしまいます。まだまだこれからなのは分かっているのにやる気が出ない。

私はこんな人を数多く見てきました。実際、ものすごく悲惨です。可能性を秘めているのに、ただやる気が無いだけでここまで落ちぶれるのか、と思います。

B.コンプレックスを満たすことより大事なことに気付く場合

コンプレックスを解消するために何かの仕事を選んで働くうちに、このような状況になる人も稀ですがいらっしゃいます。

例えば、「ターゲットになる客層を一人でも多く幸せにしたい」「自分が関わる業界を良くしたい」こんな気持ちです。心の底から思うことで、自分が持っていたコンプレックスが社会に対して「どうでもいいこと」だと分かります。

ここからは「自分が良くなる」ことより、「お客様がよくなる」ことが大事になり、その延長線として「一緒に働く仲間」に目が行き届くのでしょう。

逆説的にいうと

コンプレックスが原動力のクライアントは、上手く接しないと「解消」した途端、変わります。

私も体験したことがあります。人と接するのは得意だけど「要領が悪い」ことがコンプレックスだったクライアントのコンサルティングをしていた時のことです。

営業力はあるけど、お金の取り方が不器用で、いつも単発の仕事しか作れない。ストック型の仕事がしたい。

約半年かけてストック型ビジネスを構築し、ある程度の安定収入を得るまでになりました。今後の構想としては人員を増加し、単純に拡大できる状況まで持っていくことを合意していました。

でも、現状の安定した収益で、その方はゴールを選んでしまった。もちろん雇用は絶対ではないけど、意義ある仕事だっただけに私はとても残念でした。でも、出口を選ぶのはクライアントですからね。

まぁ、自己実現とコンプレックスの解消は別だよね

私も勘違いしないようにしていますが、私たちは過去の後悔を取り戻すために生きているわけではありません。自分がやりたいことがクライアントにメリットがあることではなく、自分が周りから良く思われるにやるというのは、自己実現ではなく自己満足です。

そこんとこ、ヨロシク!

おわりに

新幹線の中でこんな会話をずっとしていて4時間半。往復9時間。

たまにしか会わない同僚との会話は楽しく尽きないものです。私と佐藤さんの「氷と炎コンビ」も何もコンプレックスなく、美容業界のためにこれからも尽くしていきます。

だから業界の皆さん!スモールサロンの応援よろしくおねがいします。


2014/10/30

コンサルティング