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2016年12月16日に一般社団法人おおた助っ人さま主催の「第41回行列のできる専門家へのみち」にてダイナミズムで登壇しました。今年で2年目なのですがこちらの特徴は何といっても「3人1社」の大人数!今回も39名のプレイヤーでワイワイと楽しんでいただきました。

 開催の経緯

一昨年2015年に一般社団法人おおた助っ人さまの理事である小林さん湯原さんからお声がけいただいたのがきっかけです。実は2013年、2014年と別の企画で私が登壇しているので、今年で4年連続なんですね。いつもありがとうございます。

昨年の様子

昨年は別の場所で3時間で開催しました。ブログにアップしていなかったのですが映像が残っていたのでぜひご覧ください。

動画内でも話が出ていますが、3時間くらいの持ち時間でダイナミズムを5年間実施すると、その分ルール説明の時間を割くことになるので、全員が手探り状態になってしまい、ルール違反が結構発生していました。ここは反省点だなと時短ルールをずっと考えていました。

事前打ち合わせと今回のルール

小林さん、湯原さんと随分前から打ち合わせをし、場所の問題と時間の問題が話し合われました。

場所の問題

懇親会はいつもの中華料理屋「春香園」にしたいが、これまでの会場から、ここまで距離がありダイナミズムをする上でロスになってしまうというものです。

そのため、逆転の発想で中華料理屋さんで実施することにしました。

時間の問題

ダイナミズムのルール説明以外の部分だけ見ても2.5時間は必要なため、3時間で全てを完結させるのは困難です。前年もそこでの反省がありました。

今回のルール「4年制」

通常5年間の会社経営をするダイナミズムですが、先月実施した大手OA機器メーカー様でも導入した4年制ルールで実施することにしました。大味になってしまいがちなこのルールですが、勉強会と懇親会を合わせ、来年への弾みになればということからリアルさを可能な限り残すよう数値調整に励みました。

主催者・講師挨拶

定刻になりほぼ全ての参加者が揃っていました。相変わらずここの勉強会は参加される方の意識が高い!

また、時間短縮の意味で、事前に各社にはランダムで業種を決めてもらった上でルール説明をしています。またこうすことで、自分の業種のところだけ聞けば困らない効果もあります。

おおた助っ人さまのダイナミズムは1社3名13社、総勢39名でダイナミズムをするのでとても賑やか!前回は同じ会社のメンバーのコミュニケーションが取れるかどうかがカギだったのですが、今回はもっと「カギのレベル」が上がることを願ってごあいさつさせていただきました。

ルール説明「銀行員参上!」

さて、ルール説明もスムーズに実施し、今回銀行役がいることを伝えました。

銀行役のお二人、おおた助っ人理事の上田さん浅井さんには250Hの紙幣を渡して経営者とやり取りし、終了時の残金で競っていただくことにしています。

あらたな取り組みに考えることいっぱいの参加者の皆さん。でも大丈夫!皆さんは一人じゃない。自分の会社には2人仲間がいるじゃあないか!と、いうことです。

そして、ルール説明が終わり代表の皆さまにご挨拶していただきました。

今回の経営理念は「今回の目標」です。しかし、一部の会社では今回の目標ではなく、あたかもこの町の一員かのようなことを仰る方もいらっしゃいました。いいんです。感情移入していただけるのはとても嬉しいです!

以上の13社でのダイナミズムがいよいよ幕を明けます。

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皆さま!キチンとルール説明をお聞きくださってありがとうございました。おかげさまでたったの40分で完了しました。

ダイナミズムスタート1・2年目「巷の喧騒」

ダイナミズムがスタートするととても賑やか。生産的な活動をされている方からただ声が大きい人まで様々です。

動画をご覧いただくとお分かりいただけますが、何点かの特徴的な行動が起きています。

まず社内統制を図る

昨年見られた光景のひとつに「社内の3人が別々に仕事を取ってきてキャパオーバーになる」というものがありました。今回はまず動くのではなく、はじめに役割分担や方向性を決めている会社が多数ありました。

まず融資を受ける

せっかく銀行ルールが有るのだから使わない手はありません。真っ先に銀行員に声をかける会社も数社ありました。

※中央写真がとってもやさしい銀行役の浅井さん(左)・上田さん(右)

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資金がショートして融資を受けるか、創業時のプランに基づいてのものなのかは大違いです。この判断自体は正しいといえるのですが、ここからの経営と創業融資が別の話の話なのはいうまでもありません。

まず挨拶に行く

スタート後に人脈を広げるため、取引しそうな会社に挨拶に行き、方向性や取引する商品やその金額のヒアリングをする。会社経営でも実際に行っていることです。今回1業種につき2・3社で構成されているので、取引する候補に入れないとその後、ドンドン辛くなってしまうため最初にどうするかが肝心になってきます。

これらを役割分担できているか

スタートだけではありません。その後の経営でも、新規開拓、価格交渉、生産活動、販売活動、そして資金繰りを役割分担できた会社は少なくともお金の面で苦労していなかったように感じました。せっかく1社3名の人材がいるので、ずっと付き添ったり、社内に篭ったりしているのはもったいないことですよね。

ビール解禁!

ダイナミズム2年目が終了し、残り2年の時点でお酒を解禁することにしました。価格はダイナミズムの通貨で20H。初期のお金の10分の1位の価格です。高価なお酒ですね(笑)

最初のアナウンスでお酒を購入した会社は13社中3社。まさに選ばれたものだけが飲める至福のビール。20Hでは嗜好品が経営を圧迫する状況になり手が出ないという意見も多く寄せられましたが狙い通りです。ビールを飲める経営者はダイナミズム上においてはステータスになっていたのではないでしょうか。

また、このルールがおもしろい活用のされ方をしていたのも印象的でした。それは「他社にビールをごちそうする」つまりは接待です。

これにより新規販路を開拓した会社もあり、今回のようなイベント寄りの勉強会ならば楽しいルールなのかもしれないなと感じました。

優勝社決定!「ビールでは勝てない」

ダイナミズム4年間が終了し、優勝者を決める時間となりました。13社中10社が優勝ラインに立つという優秀な皆さま。

融資を効果的に活用したり無借金だったりと経営スタイルも様々で皆さまのキャラクターに合った立ち回りをされた結果ですね。

決選投票で優勝した「C³(キューブ)」さんと「HOTよしみ産業」さん!そしてこの2社が選んだ「Kファーム」さんと「Jフレンチみよし」さんおめでとうございました!

銀行員はどうなった?

当日触れることはできませんでしたが、銀行員のお二人の最終的な結果をこの場を借りて報告いたします。スタート時の250Hを

  • 浅井さん:575H
  • 上田さん:570H

ど、どうやったらこんなことになるんでしょう?やり手ですよねお二人とも。いやはや凄い。

ビールじゃ勝てない

今回、製造業「マテリアル」で参加していたおおた助っ人の理事である若杉さんが面白いことを仰っていました。

ビールを各社に贈ったんだけど、それじゃやっぱ勝てないよねぇ(笑)

2016122105面白いことを言うなぁと思い、運営の湯原さんに誰がどれだけビールを買ったかの紙を見せてもらいました。

全部で18本。販売価格は合計250H。凄いですね、バカ売れです。

その中で若杉さんが所属していた「マテリアル」は1社で7本。それでも優勝社決定の投票では1票も入りませんでした。

ビールをご馳走する接待によって新たな仕事は獲得したはずなのに、それが信頼獲得にはつながらない。

当たり前のことですが盲点ですよね。少し考えれば分かる話です。接待した側は、自分がしたことの価値を大きく見積もりますが、された側はそれによって仕事を与えたり、物を安く卸しています。

そのため、接待という行為で仲良くなったり仕事はゲットできても、信頼が得られるかは全く別の要素が必要だということです。そのため、もっと直接的にたとえばお金を他のプレイヤーに配っても信頼の票は入りませんし、それに近い場面をダイナミズムでは今までも多々見ることができました。

やはり共に成長したり、達成感を共有したり、相手の考えに共感・共鳴するということが、今の時代に会社を経営するということだと言えますね。

おわりに

お祭りな感じのダイナミズムでしたが、今までと様相が違うためにまたカテゴリの違う学びがありました。それよりも何より皆さんとても楽しそうで嬉しかったです。個別にご感想のメールやメッセージもいただくことができ、充実した今年最後のダイナミズムでした。

今回ご参加の皆さま、そして一般社団法人おおた助っ人の皆さまありがとうございました。来年はダイナミズムではない別の体験型コンテンツで登壇できるよう準備しておきます。

年末最後のこんな楽しいイベントに登壇させていただき本当にありがとうございました!


2016/12/21

いい会社づくり体験ゲーム【ダイナミズム】研修レポート