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2017年6月21・22日、新潟県商工会青年部連合会さまにてインパルスゲートの講師をいたしました。青年部主張発表会の講師枠としての登壇です。「参加率が低い部員をどうするか?」について皆で考えていくことを目的としています。

インパルスゲートとは

2016080403インパルスゲートとは、商工会青年部の目的の一つである「地域活性化」のために青年部が成すべきことを考えるゲーム型の研修教材です。もともとは山梨県商工会連合会のご協力をいただき、2015年12月に完成しています。

「地域活性化 = 青年部の規模 × 地域貢献」というシンプルな「青年部による地域活性化方程式」を考案し、インパルスゲート内でもこれに基づいてプレイをしていただいています。

開催の経緯

今回の新潟県商工会青年部連合会さまでの研修開催の経緯は、2016年7月25日に行われた関東ブロック商工会青年部連絡協議会さまでのインパルスゲートがきっかけです。

前会長の小堺さまがこの時のご体験を覚えていてくださり、任期中に話を進めていただきました。その後、新会長である覚張会長に引き継がれ今回の研修が実現しています。

今回の趣旨

今回は青年部主張発表大会内の講師でした。これは地域の若手リーダーである全国の青年部員が地元での体験を主張し資質向上を図る場として開催されています。つまり今回は新潟県の代表を決める場だということですね。

私も山梨県の主張発表は拝聴したことがあります。その時の講演は、何とヴァンフォーレ甲府の海野元社長立て看板の鬼の話は鮮烈でした。またぜひ聞きたいお話です。その時のイメージがあるので、主張発表会の講演は私にとっては名誉極まりないことなのです。

そして、インパルスゲートでお伝えしたいことは「参加率が低い部員が活動的になるにはどうすればよいか?」です。コミュニティの管理側にとっては永遠の課題ですね。

初日はルール説明

今回のインパルスゲートは2日に別れています。初日の持ち時間は1時間のみ。しかも、主張発表大会の応援にいらっしゃっているだけの方も多く、2日目を受講される方の人数は初日よりも減ってしまいます。

このスケジュールはゲームを使った体験型研修では非常につらい状況です。ゲームのルール説明は必ずしなければなりませんが、インパルスゲートをやらない方にとっては苦痛の時間になってしまいます。

これまでのインパルスゲートの反省点と楽しく学べるルール説明を実現させるために以下の取り組みを今回実施しました。

講義を加えた

幽霊部員を減少させるために不可欠な「青年部(組織)を活性化する方法」についての簡単な講義を小学校のクラスに置き換えた内容で解説しました。

ゲームのキモの部分をリハーサル

インパルスゲートの要所をリハしていただくことで、2日目ご参加できない方にもどういうことをやって、どんな学びがある研修なのかご理解いただけるようにしました。

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新潟の不満を抽出

2017070506以前、栃木県でインパルスゲートを開催した際、「こういう不満は自分たちの地区では無い」というアンマッチが起きていました。そのため、今回は白紙の名刺カードを持参し、初日の参加者に1枚ずつ配布しました。

そして、かつて自分が言っていた青年部の不満や言われたことがある話を書いてもらいました。これにより、残念ながら2日目に参加できなかったとしても、研修のカリキュラムに加えますので初日に参加した意義は生まれることになります。

部屋に帰ってデータまとめ

2017070502無事、初日が終わり、過去最高の盛り上がりを見せたルール説明となりました。懇親会では美味しいお食事とお酒、生まれて初めての鏡割りを体験させていただきました。豪華なお食事とおもてなしありがとうございました。

そして、早々に部屋に戻ります。今回の会場は新潟県、越後湯沢温泉の「ホテル双葉」さんです。用意されていたお部屋は6名くらい泊まれる客室露天風呂付き!

広い部屋の片隅で、あつまった100枚を超える不満カードの集計をする私なのでした。見てみると、確かに山梨のものとは全く違い、今回の不満収集はとても価値があるものだったと嬉しい気持ちになりました。

テキパキと作業を終え、良い湯をいただき、明日に備えます。

2日目スタート!まずはアイスブレイク

早く起きて、室内の露天風呂で身を清め、朝食を新潟県商工会連合会の皆さまといただきました。早めに集合いただき、ゆとりを持ってセッティング完了。なんと控室もご用意いただきました。本当に何から何までありがとうございます。

参加予定の方の中に体調を崩された、急用が入ったなどで急にご参加いただけなくなったケースがそこそこありましたが、元気にスタートです。

覚張会長のご挨拶とアイスブレイクの様子をご覧ください。なお、今回のブログから「音を出せない状況の方」を考慮し、動画に字幕をすべて付けております。ザワザワした場の映像でも発言がはっきり分かるのではないかと思います。

今回のような体験型研修のアイスブレイクでは、必ず何かの数と質を競っていただくようにしています。これにより、その後の競技性ある内容にもスムーズに入っていただけるようになります。

また、副次的にこういったミニゲームは必ずワイワイと盛り上がるので、朝にはもってこいの内容ですよね。昨晩飲みすぎているなら特に(笑)

インパルスゲート開始!

アイスブレイクが終了すると、前日のルールおさらいをサラッと実施し、早速インパルスゲートを始めていきます。

さすが2日目参加の皆さまは意識が高く開始までがスムーズです。いよいよこの研修の深部に入っていただきます。

動画中にもあった不満ですが、「慰労がメイン活動で飲み会が多すぎる」

こういう風に思う方もいらっしゃるんですね。参加率の低い部員さんは、現時点で組織に火が着けられる存在ではありません。つまり、組織活性の種火にはならないということです。でも、だからといってぞんざいに扱うのは間違っています。

初日の主張発表大会の発表者10人の内の数人は「自分はかつて幽霊部員でした」とおっしゃっていました。それを変えたのは何か?

それは、全員が当時の部長や副部長とのコミュニケーションだったのです。だからこそ、このインパルスゲートによって、部内の不満を解決するだけでなく、部員の参加率を上げることも研修の運用次第では可能となります。

リアルな不満の破壊力

さすが新潟版インパルスゲート!皆さんの不満に対しての反応がいい!
昨晩、まとめた甲斐がありました。全てにおいて説得力があります。お笑いの世界でいう「あるある」のオンパレードですね。

他人事なら笑えますが、いざ自分にぶつけられると解決が不可能な主張にも思えてくるものです。そして、感度の高い参加者の方は、他の人のプレゼンでも「自分ならどう答えるだろう?」と考えながら聞くので、その学びは何倍にもなります。

スケジュールの関係もありますが、今回のように2日に分けて初日で不満を抽出する方法は、地域版のインパルスゲートができ上がって、講師目線でも満足感がありました!

ゲーム終了!優勝者決定

優勝された大島さんは700点という、今までに見たことも無い点数でした。大島さんおめでとうございます!ゲーム終了後、すぐにふりかえりに入ります。ここが体験型研修でもっとも重要なパートです。

感想をシェアし、その後「インパルスゲートで得た学び」をグループごとに発表していただきます。グループでさまざまな意見が出ていますね。

2017070503A卓:生々しさ
B卓:反発への予防線
C卓:バランス
D卓:共感
E卓:コミュニケーション
F卓:丸め込む力
G卓:プレゼン力

その項目もとても大事です。商工会青年部が非営利で活動をしていることを前提にするなら、一見倫理的に問題視されそうな「丸め込む力」であっても、参加された部長・副部長職の目線で言えば「納得感のある話術」と言い換えることができるでしょう。

その後、コミュニケーションについてのミニ講義をし、「メンバーにアドバイスをしてみよう」のワークを実施しました。こういったゲーム研修は、かなり人格の部分がでますので、普段言われないような確信を突くアドバイスも受けた方もいました。

そして、商工会青年部の意義を問う講義をした後に最後のディスカッションを実施します。

参加率の低い部員を掘り起こすたったひとつの方法とは?

最後のディスカッションは、皆さん非常に悩まれながらも活発な意見が交わされていました。

「なぜ、商工会青年部は存在しているのか?」「それぞれの単会は何のために?」「役職付きや部員は何のために?」

こういった「なぜ」を自ら問い、話し合うことで今までにない意見が出てくるものです。それは一見、当たり前のような行動なのかもしれませんが、自分たちの意義が腑に落ちた状態で実行する「当たり前のこと」はものすごいパワーを生み出します。
各テーブルからはそれぞれ異なる「参加率の低い部員を掘り起こすたったひとつの方法」が導き出されました。そしてその後の行動についても触れ、今回のインパルスゲートは終了しています。

行動に結びつかない研修は無意味だと最近本当に実感している中、新潟県の皆さまとはこれからも連絡を密に地域活性化を目的とした連携を取っていきたいと感じました。

おわりに

新潟県商工会青年部連合会さま、新潟県商工会連合会の職員の皆さまからたくさんの歓迎とおもてなしと学ぶ姿勢をいただき、講師冥利に尽きた2日間でした。

新潟県には108の青年部があり、皆さま精力的に活動をなさっています。終了後にも皆さまから多くのご感想をいただき、ぜひまたお目にかかれる日を楽しみにしております。

今回は、地域版のインパルスゲートをつくる流れが見えた研修ともなり、ますます質を向上させた研修にできると確信した次第です。

の開催実現までいろいろご尽力いただいた、前会長小堺さま、覚張会長、新潟県商工会青年部の皆さま、新潟県商工会連合会の猪股さま、職員の皆様、その他今回の企画に携わられた全ての皆さまに心より感謝を申し上げます。

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2017/07/11

商工会青年部活性化研修【インパルスゲート】研修レポート