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2017年10月13日に山梨県の中北ブロック商工会青年部主催のインパルスゲートの講師をしてまいりました。今回は新たなふりかえりテーマである「理想と現実を埋める」ワークを実施しています。各単会で3人以上集まる場でならこのプログラムを実施すべき!という内容が完成したと考えています。

インパルスゲートとは

2017101805インパルスゲートとは、商工会青年部の目的の一つである「地域活性化」のために青年部が成すべきことを考えるゲーム型の研修教材です。もともとは山梨県商工会連合会のご協力をいただき、2015年12月に完成しています。

「地域活性化 = 青年部の規模 × 地域貢献 × 青年部員の質」というシンプルな「青年部による地域活性化方程式」を考案し、インパルスゲート内でもこれに基づいてプレイをしていただいています。

※パンフレットのダウンロードは<こちら>より

今回研修の目的

今回主催の中北ブロック商工会は、山梨県にある以下の商工会で構成されています。

  • 北杜市商工会
  • 甲斐市商工会
  • 南アルプス市商工会
  • 中央市商工会
  • 昭和町商工会
  • 韮崎市商工会

この6商工会の中で北杜市が中心となって開催の運びとなりました。ちなみに昨年度は、「チビッコ起業家育成事業」でダイナミズムを実施しており、今年は商工会青年部の資質向上をテーマにした研修内容になっています。

2017110602今回の目的は、「理想と現実のギャップを埋めること」です。研修をしていて、最近思っているのが、今できることを継続してやろうという意識が少し高すぎたのかもしれないということです。

もちろん最も大事なことなのですが、これはあくまでもゴールイメージがあってのこと。せっかくゲーム研修でゴールや目的が掴めているのだから、そこを理想に設定して、現状と比較し初めて行動に落とし込むような設計にしており、ふりかえりシートを別途用意しています。

結果として、若干考えることが重く、深く、多くなっていますが、脳にいっぱい汗を掻いていただくということでよろしいかと考えています。

開始前インタビュー

今回は初の試みとして、終了後の感想ではなく開始前のインタビューを撮影しています。

北杜市商工会青年部の功刀(くぬぎ)部長が映像中に仰っています。

(インパルスゲートを体験し)いろんな気持ちを味わって、それを地元に戻って活かしていくということが今後の活動に繋がっていくと思います

インパルスゲートを3度体験された方のお言葉としてとても嬉しいです。インパルスゲートはやり終えた後に95%の方がモヤモヤする。でも、それこそが「成長やイノベーションの種である」という意味だと私は認識しています。

北杜市商工会青年部の功刀部長、そして共同開発者の山梨県連の円城寺さんインタビューありがとうございました!

研修スタート「インパルスゲートで学べること」

北杜市商工会の指導員である志村さんからのご紹介でインパルスゲートがスタートします。ルール説明の前に「インパルスゲートで学べること」について説明をしています。

インパルスゲートのゲーム部分では部員の不満、分かりやすくいうと「あるあるネタ」が出てきますので、それに対して口車に乗せるわけではなく、きちんと納得するプレゼンをして気持ちを汲む必要があります。

実際の現場では、直接言ってくれないようなセリフも飛び出すので一瞬ドキッとしますが、潜在的に不満層が思いがちな内容を端的にメッセージにしていますので、答えられない限り、その部員は「嫌々参加する」状態が続いてしまうことになります。

労使関係がない団体においてその状況はプラスには働かず、ネガティブなイメージが他の部員にも徐々に伝播していき、頑張る人だけが必死にやる組織になってしまいます。それを打破するのヒントがインパルスゲートにはあります。

ゲームスタート!「皆さんの理想の青年部って?」

ゲームの前に、ふりかえり用のシートに「理想の青年部像」と「理想のメンバー数とやる気度合い」をお書きいただきました。

こちらは現状思っていることを書いていただいたので、インパルスゲート後に変更があるかもしれません。インパルスゲートを体験することで、降りかかってくる部長としての困難に対応し、頭の中にあった諦めの部分も含めて「現実」が見えてきます。

この映像の後半で志村さんがプレゼンをしていますが、その中で話されていた「ゲリラ神輿」、面白いなぁと感じました。実際にYoutubeで検索するといくつか出てきますが、カッコイイですねぇ。こんなの突然出てきて、お父さんが担いでいたらカッコよすぎですね!

プレゼンタイム!

インパルスゲートのプレゼンタイムは本当に見ていて興味深いと感じています。皆さんがまだ表沙汰になっていない架空の不満に対して、自分の頭の中のロジックを組み立てていき、賛同してもらえるように話をする。

時に投げ出したくなるような組み合わせもありますが、現実でも起こり得ることなので本当に皆さん真剣に取り組んでくださいます。

私の研修では「しょせん、ゲームでしょ?」という発言を禁止しており、このセリフは優勝者だけにいえる権利に位置づけています。

2880点という私もどうやって獲得したかわからない高得点で優勝された新潟県商工会青年部連合会の山田副会長、おめでとうございます。映像のラストに勝者の発言を収録させていただきました!

ふりかえり

ふりかえりでは、インパルスゲート後の想いも踏まえながら、青年部の現状について棚卸しをしていただき、そして一番最初に書いていただいた理想に対しても再度精査していただきました。

その上で、幾つかのテーマを提示し、30分間のディスカッションを経て、各青年部のビジョンと問題点の解決、そして第一歩を2分間で発表していただいています。

皆さん、かなり大変そうだったのですが、発表内容はどれもビジョンがあり、地に足ついていて、分かりやすいものばかりでした。

今回は各商工会で参加希望された方だけが集まる研修会だったので、ぜひいらっしゃらなかった部員のみなさんとも共有して取り組んでください。

おわりに

今回は新たなふりかえりテーマで実施したインパルスゲートでしたが、皆さん真剣に取り組んでくださりました。

何よりうれしかったのが、楽しみながら真剣に考えるONとOFFが研修内できちんと出来たことです。会場にはもう2回3回体験された方もいらっしゃいましたが、その時その時で気付きがあるというお言葉もいただきました。それこそが私が体験型ゲーム研修で目指しているものです。これからも精進してまいります。

最後に、今回の開催に伴いお声掛けいただいた北杜市商工会青年部の功刀部長、その他5商工会の部長の皆さま、そして指導員の皆さま毎年登壇させていただき本当にありがとうございます。

数年前はゲストという感じでしたが、最近では山梨県のことが徐々に分かり始め、研修内容も山梨の土地や参加者のお人柄に合わせられるようになりました。もっともっと山梨県を活性化していきたいと考えておりますので、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。


2017/11/06

商工会青年部活性化研修【インパルスゲート】研修レポート