
2018年1月30日に兵庫県商工会青年部連合会主催のインパルスゲートの講師をしてまいりました。インパルスゲート兵庫初上陸!今回はいつもとコンセプトが違い、職員の方に大勢ご参加いただきました。テーマは「垣根を取り払え!」です。
インパルスゲートとは
インパルスゲートとは、商工会青年部の目的の一つである「地域活性化」のために青年部が成すべきことを考えるゲーム型の研修教材です。もともとは山梨県商工会青年部連合会のご協力をいただき、2015年12月に完成しています。
「地域活性化 = 青年部の規模 × 地域貢献 × 青年部員の質」というシンプルな「青年部による地域活性化方程式」を考案し、インパルスゲート内でもこれに基づいてプレイをしていただいています。
※パンフレットのダウンロードは<こちら>より
この度、インパルスゲートがどんなゲームなのか説明する動画を制作しました。
「5分で分かるインパルスゲート!」ぜひご覧ください。
兵庫県商工会青年部連合会 中西会長インタビュー
開催前に兵庫県商工会青年部連合会の中西会長にお願いしてインタビューを撮影させていただきました。
兵庫と聞くと私は…「甲子園」「神戸」「有馬温泉」がパッと出てきますが、スキー場もあるんですね。
料理も美味しくて前泊したホテルの近くには「但馬牛」のステーキ屋さんがたくさんあり、贅沢をさせていただきました。
中西会長、お若いのにかっこいいですね~。本当に兵庫県のことを考えられているのが分かります。先日、沖縄の商工会青年部全国大会では、部員数増加の部門で兵庫県がいくつもランクインされていたので、そのあたりもお聞きしています。
中西会長の地元三田商工会は、ここ最近で規模がかなり大きくなっています。私が特に驚いたのが、単会の中に10を超える委員会が存在して、皆さんで委員会活動を通じて「楽しさ」が広がっているという点です。
例えば、「イベント・親睦会」に関する委員会では、「2度と同じテイストの飲み会をしない」がポリシーらしいです。いつもの居酒屋でカラオケしてビンゴしてという事が無いのは凄いですよね。次は何があるんだろう?って参加する方は楽しみなはずです。
このように、いろんな事が出来るので、青年部員になろうか迷っている方にも「できることの選択肢」を多く提示できる。これらの経験は任意団体の活性化という側面だけでなく、実業でも活用できるという中西会長の考え方と想いは本当に素晴らしいです!
お時間いただき誠にありがとうございました。
今回の研修のテーマ
今回の研修のテーマは、当初からご用意いただいておりました。参加者49人の内、25名が商工会の職員の皆さんです。
青年部は地域を活性化する役目、職員はそれをサポートする役目。これが一般的な考え方で、守備範囲としては間違っていません。でも、野球でもサッカーでも、そのエリアだけ守っていれば良いというわけではなく、カバーしたりヘルプに行くのがチームとしては当たり前です。
こういうことを自然にできるようになって欲しい。このようなオファーをいただきました。そのため、インパルスゲートで全員が単会の部長を体験し、ふりかえりもやっていただくことで垣根を越えたチーム作りを目的としています。
研修スタート!「青年部も職員もナイスプレゼン!」
インパルスゲートのゲームパートが始まり、各テーブルで部長から部員へのプレゼンテーションがスタートします。
青年部の皆さんも職員の皆さんもとても素晴らしいプレゼンテーションです。悩める部員の気持ちをキチンと汲みつつ、なぜその事業をする必要があるのかをご説明されています。
- 空いた時間でミツバチの世話をしてください!
- ノリが合う合わないじゃなくて、今回で合わせていきましょうよ。
- 写真を取るための運動ではなく、きちんと美化・緑化をしたい
とても感動しました。皆さんのキャラクターに合わせたプレゼンがテーブルのいたるところで繰り広げられ、拍手と頷きと時に笑いがあふれる良いインパルスゲートの時間だったと感じています。
そして、優勝された小泉副会長おめでとうございます!私も近くでプレゼンを聞かせていただき勉強になりました。
ふりかえり「青年部の世界観を語ろう!」
ゲームパートが終了し、ふりかえりの時間となりました。用意されたワークシートをベースにディスカッションが行われ、最後に各青年部単会の世界観を語っていただく場を用意しました。代表として、職員の方が発表される地区もあり、意欲的に皆さんにはご参加いただきました。
今は革新的なものが生み出されて当然な世の中です。
「それは非常識だよ」とか「そんなもの実現しないよ」ということを誰かがスタンダードにして私達の生活はドンドン便利になっています。
この流れから何が学べるかといえば、このインパルスゲートのような場で、誰もが自由に発言し、組織をどういう在り方にしたいのかを語る。そしてその実現のためにどうやって何をするのか?
こんな話をしていると、自然と非常識なアイディアが出てきます。これを実現させるためにパワーを使えば、皆さん一人一芸お持ちなので、その時に革新的な事が起こるんじゃないかなと感じました。
さいごに
神戸は数年前に仕事で頻繁に伺っていましたが、今回は久々でした。とっても綺麗な町並みで食べ物も美味しくてとてもいい思い出になりました。
インパルスゲートに関しては参加者の皆さまには本当に熱意を持って受講していただき感謝しています。今回の開催にあたり、中西会長をはじめとする青年部の皆さま、事務局のみなさま、本当にありがとうございました。
青年部と事務局の連携が更に強まり、ますますの部員拡大と熱量の増加を確信しております。