20180807

2018年2月7日に秋田県商工会青年部連合会主催のインパルスゲートの講師をしてまいりました。「秋田県の人はシャイだから、お手柔らかにお願いします」そんなことを言われたので、よし!盛り上げようと思っていたのですが、そんな必要もなく皆さんアツい男たちでした。

インパルスゲートとは

2017101805インパルスゲートとは、商工会青年部の目的の一つである「地域活性化」のために青年部が成すべきことを考えるゲーム型の研修教材です。もともとは山梨県商工会青年部連合会のご協力をいただき、2015年12月に完成しています。

「地域活性化 = 青年部の規模 × 地域貢献 × 青年部員の質」というシンプルな「青年部による地域活性化方程式」を考案し、インパルスゲート内でもこれに基づいてプレイをしていただいています。

※パンフレットのダウンロードは<こちら>より

以下は、会場でも放映するインパルスゲートのルール説明動画です。

秋田県商工会青年部連合会 田中会長インタビュー

開催前に秋田県商工会青年部連合会の田中会長にお願いしてインタビューを撮影させていただきました。

秋田県といえば、私の印象は「高質な田舎」です。これは、昨年登壇したあきた寺子屋でも強く感じたことで、地方の都会化を目指すのではなく「田舎を極める」というスタンスを県内外の方が力を合わせて進められている姿に感銘を受けました。

田中会長のインタビューで特に印象的だったのは「会長としての目標」の箇所です。

会長は自分だけど、主役は部員さん一人ひとり

こういう気持ちって組織のトップに立つといつの間にか忘れてしまうものです。驕ることなく、秋田県のことをお考えになられていて本当に立派な方だと感じました。

またインタビュー外で田中会長はこんなことを仰っていらっしゃいましたのでシェアします。

自分が任期の間に秋田県は理想像までは到底及ばない。いろんなことが変わるのは、リーダーの力だけでは無理。でも、次の世代がきっとやってくれると信じて会長職をやっている。

自分は次の世代の踏み台で構わない。

私は大きな組織には属していませんが、こういう方が会長だと伸び伸び活動できて力が発揮できると感じました。やっぱり秋田はスゴイ。

今回の研修のテーマ

今回の研修のテーマは「これからの秋田」です。

秋田県は県青連創立50周年の節目を迎えられ、転換期が訪れようとしています。ご自身の「本業」と「まち」の関係を見つめ直し「次なる10年に向けて、青年部はこれから何を目指していくべきか」をテーマとしています。

次なる10年。

この10年もいろいろあったはずです。新しいこと、伝統や引き継いだこと。それらを全部まとめて未来を考える4時間に全員で挑みました。

研修スタート!「青年部も職員もナイスプレゼン!」

ルール説明が終わり、インパルスゲートのゲームパートがスタートします。スタートから非常に活発な意見が出されており、そこには「シャイな東北人」の姿は全くありませんでした。青年部の皆さんは熱い、これが私の第一印象です。

  • 自分たちの自慢を集めて特産品を作る
  • 仲間を助ける可能性を高めるために「献血をやる」
  • いろんな事業をして、子どもたちの笑顔を見て、大人たちもそれを見て頑張っていける
  • 今までの青年部や会社経営の経験を活動に落とし込んで欲しい

今回は、テーマと不満のマッチングが絶妙だったようで、懇親会のときにも「先生、ありゃないっすよ」と何名かに言われました(笑)

秋田県の皆さま、根っこの部分は同じです。秋田県という土地に誇りを持ち、今よりも良くしたいと思っていらっしゃいます。ゲームパートでそれを浮き彫りに出来たと感じました。

ふりかえり「青年部の世界観を語ろう!」

ゲームパートが終了し、ふりかえりの時間となりました。用意されたワークシートをベースにディスカッションが行われ、最後に各青年部単会の世界観を語っていただく場を用意しました。各地の正副部長が出席されており、新たなアイディアを形にされる決意もなされたようです。

皆さんの理想の青年部像として、以下のような意見が出されました。

  • 自分の子どもが20年後に素直に入ってこれるような青年部にしたい
  • 地域に必要とされる存在でありたい
  • 部員が地域のために活躍できる
  • 若い世代からポジティブな意見がしっかり出てくる

ここから、更に話を発展させ、「どんな地域になるのか」「どんな仲間が必要なのか」「どんな壁を超えるのか」そして、「まず第一歩としてなにをするのか」について話し合っていただきました。

自分の団体が集団ではなく、きちんと未来に向かって歩き続ける組織である、ということを全員で共有し、具体的な行動を皆さんと約束して研修は終了となりました。

さいごに

お仕事の話がいくつか来ると、その一つに秋田県がだいたい入っており、「秋田県は何だか縁があるな~」というのが、最近思うことです。

寒暖の差が激しく、若手の勢いをとても感じる秋田県。そしてベテランの方もしっかりと若者のパワーをフォローしてくださっています。

時に悲壮感ある話を聞くこともあります。それでも秋田県の皆さんは頭と体をフルに使って状況を良くしようとされている。だから私も秋田県のためになにか出来ないかといつも考えている次第です。

このインパルスゲート開催に関し、田中会長をはじめとする青年部の皆さま、事務局のみなさま、本当にありがとうございました。また皆さんにお会いできるのを心から願っております。


2018/06/09

商工会青年部活性化研修【インパルスゲート】研修レポート