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2018年2月22日に関東ブロック商工会青年部連絡協議会 平成29年度後期大会(長野大会)にてインパルゲートの講師をしてまいりました。関東圏の青年部が一同に会し、インパルスゲートのゲーム性とも相まって非常に充実した研修になりました。

インパルスゲートとは

2017101805インパルスゲートとは、商工会青年部の目的の一つである「地域活性化」のために青年部が成すべきことを考えるゲーム型の研修教材です。もともとは山梨県商工会青年部連合会のご協力をいただき、2015年12月に完成しています。

「地域活性化 = 青年部の規模 × 地域貢献 × 青年部員の質」というシンプルな「青年部による地域活性化方程式」を考案し、インパルスゲート内でもこれに基づいてプレイをしていただいています。

※パンフレットのダウンロードは<こちら>より

以下は、会場でも放映するインパルスゲートのルール説明動画です。

 

プレゼンパート!

普段はあまりお見せすることのないゲームパート直前のワークを動画内でほんの少しだけご紹介しています。

インパルスゲートではゲームをプレイする前後で大きな変化(感情・思考・人間関係など様々)があります。今回は前段階のワークとして、自身が所属する単会の現状と今後の理想の将来像を考えていただきました。

この作業を経てゲームを進めていくとどのようなことが起きるのでしょうか?

他人の意見や他単会での取り組みを共有し比較することで、従来の考え方との間に良くも悪くもギャップを感じるようになるのです。

「組織を良くしたい。自分の中に理想像もある。でも人の話を聞いていたらなんか……違うような違わないような……」というモヤモヤ

そうなんです! それです!

インパルスゲートの後に抱く感情はそういったもので全く問題ありません。研修を終えて頭をスッキリさせることだけが正解ではないんです。

ちなみに、優勝者がインタビューにてこんなことをおっしゃっていました。

この短期間だったら口だけのゲームなのかな

難しいことを一切考えずにゲームとしてだけ捉えるならばそうなのかもしれません。

やりたい事業とそれに対する不満を上手にミックスして、耳障りの良いプレゼンを堂々と敢行すれば「おしゃべり上手だね!」と感心させることはできそうですよね。

でも、現実の取り組みにおいてそれだけでは成功に繋がらないということを皆さんは痛いほど分かっていらっしゃると思います。そういったもどかしさも言葉で説明しがたい感情ですよね。

インパルスゲートのゲームパートをこなしただけでは学びには繋がりません。そのあとのふりかえり、そして地域や組織を良くしようと思う仲間同士の本気のぶつかり合い。

そういった過程を経て、芽生えたモヤモヤをどういう形に変化させていくかがキモになります。

ふりかえり&発表

ゲーム後のふりかえりでは以下のようなお話をされていました。

  • キーワードは共有
  • 年代や所属ごとにお互いの取り組みを理解する

大きな枠で捉えるとどちらも似たような問題について議論されていますね。
これは本当に大切な要素だと思います。

たとえリーダーがどれだけ素晴らしい理念や目的を掲げていても、周りのことなどお構いなしに突っ走るタイプだったら組織はどうなるでしょうか。いわゆるトップダウンというやつですね。

青年部のような任意団体の場合、意見の共有やすり合わせ、組織全体が目指す到達地の再確認、外部の方と足並みを揃えた事業の運営など、一致団結しなければクリアできないハードルが数多くあります。

出来るだけ明確に数字付きの目標を設定する

発表で語られたこのやり方は意識統一にとても有効ですね。

「来年も同じ事業をやって、今年よりも盛り上げよう!」という目標設定はどうでしょうか?勢いは感じられますよね。しかし、あまりにもぼんやりとしすぎていて最終的な到達地点も事業に注ぐ熱意もバラバラになってしまいます。誰が見ても聞いても、最終的なイメージが同じになる、あるいは限りなく近いところを想像できる。これこそが組織がブレずに突き進んでいける目標・目的なのではないでしょうか。

地域や年代を問わず、様々な単会で意識して欲しい素晴らしいお考えだと思います。

2人目の発表者は「楽しさ」に重きをおいたお話をして下さいました。

青年部活動が楽しいと感じさせる

これもいつも私が考えていることと全く同じです。

利益確保が最優先の会社は数多くありますが、青年部はそうではありません。売り上げが少ないからといって罵倒されたり、1日100件以上の飛び込み営業やビラ配りを長いあいだ強制させられたりすることもないはずです。

そんな中で地域振興や部員の事業発展を目的として活動していくためには、楽しさが伴っていなければ長続きしないと私は考えています。そしてこの楽しさというのは仲間との達成感だったり、個人の成長だったり、人によって色々な形があります。青年部が多種多様な楽しさを実現できる場になれば、今よりももっと不可欠な存在になれると私は信じています。

さいごに

各ブロック単位での研修やリーダー研修会などに呼んでいただく機会も増え、その度に皆さまの熱意に驚かされます。各県ごとの場合もそうなのですが「これは素晴らしい!」と感嘆しないことがないんです。このような大規模な場で意見の共有をして下さることを本当に嬉しく感じています。

このインパルスゲート開催に関し、長野県をはじめとした青年部の皆さま、事務局のみなさま、本当にありがとうございました。また皆さんにお会いできるのを心から願っております。


2018/09/27

商工会青年部活性化研修【インパルスゲート】研修レポート