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2018年12月13日に福島県商工会青年部連合会にてインパルスゲートの講師をしてまいりました。

インパルスゲートとは

2017101805インパルスゲートとは、商工会青年部の目的の一つである「地域活性化」のために青年部が成すべきことを考えるゲーム型の研修教材です。もともとは山梨県商工会青年部連合会のご協力をいただき、2015年12月に完成しています。

「地域活性化 = 青年部の規模 × 地域貢献 × 青年部員の質」というシンプルな「青年部による地域活性化方程式」を考案し、インパルスゲート内でもこれに基づいてプレイをしていただいています。

※パンフレットのダウンロードは<こちら>より

プレゼンの様子

今回は4名のプレゼンをご紹介いたします。

「部員の不満」に悩まされながらも、皆さま個性的な内容を発表していますね。今回のインパルスゲートでは「この不満リアル!」という反応が、他県よりも多くみられました。できる限り現実に近い不満の声を用意しているので、プレゼンも本気で取り組むことができたとのことです。

プレゼンの内容としては「家族」に関する話題に触れる方が多かった印象です。どの県の青年部も「地域発展」のために青年部活動に尽力している部員ばかりですが、最も身近な「家庭」という場所も1つの地域です。

配偶者や子供、両親、祖父母は当然のこと、近所の住民と家族のような関係性を持っている場合も少なくありません。地方ではよりその特色が強く、地域全体が親となって小さな子どもの面倒を見るなどというケースは珍しいことではないはずです。

まずは自分の家庭を大切にする。そして、家庭と地域を切り離さずに、家族の輪を広げるという感覚で地域発展を推進する。そんな取り組み方も魅力的だな、と考えさせられる時間でした。

地域の魅力を広める

ふりかえりでは「内外に発信すること」について、活発な議論が行われました。

「そもそも青年部員の活動を知らない。それどころか誰が青年部なのかいまいち浸透していないのではないか」という痛烈な意見も飛び出しました。向き合いにくい問題かも知れませんが、組織そのものや部員ひとりひとりを発信するということは、非常に効果的な取り組みだと私は考えています。

「誰がやるか」よりも「なぜするのか」の方が重要という考え方は持っていますが、それでも周囲の方が当事者の人柄を気にかけているのも事実です。

青年部の研修では「顔が見える活動」という言葉をよく耳にします。たいていは部員同士、青年部内でお互いを認識・認知するという意味合いですが、地域に対しても同様に接することが欠かせません。

県連や各単会というくくりよりをもっと小さく絞り、個人を重点的に発信する事業に取り組むことで新たな気付きや効果を得られるのではないでしょうか。

 発表

発表の中にあったS1グランプリは「県南S-1グランプリinたいしん」という名称で開催されているようです。とても素敵な取り組みですね。ふりかえりパートでも議題に挙がっていた「魅力の発信」という点において、B級グルメが全国的に盛り上がりを見せていることもあり大きな効果が期待できる事業だと思います。

「何かをやる時にみんなが応援してくれる村づくり」というのも心温まる目的ですね。青年部がどれだけ素晴らしい事業や活動をプレゼンしても、地域の方の支えがなければ実現することは不可能です。地域のためという想いを掲げながら、一人相撲になってはいけないという強い信念も込められています。

「みんなが応援してくれる村」を実現することができれば、今までとは比較にならないほどのパワーが生まれるはずです。そのパワーによって突き進んでいく福島県商工会青年部の活躍をぜひ拝見したいと思うばかりです。

 

おわりに

地域ごとに様々な課題を抱え、解消のために尽力する青年部の皆さんの勇姿をいつも拝見しております。壁にぶつかった時に、横の繋がりによって突破できることも青年部という組織の強みではないでしょうか。

他地域でも、類似した問題に取り組む青年部は数多くあります。ぜひ、全国に展開する青年部という組織を有効に活用し、これからの地域発展に繋げていただければと思っております。

今回のインパルスゲートの開催にあたり、ご協力いただいた福島県商工会青年部連合会の皆さま、本当にありがとうございました。またお会いできることを心より楽しみにしております。


2018/12/13

商工会青年部活性化研修【インパルスゲート】研修レポート