2014091101

主催者が「愛されキャラ」「カリスマキャラ」あるいはスタッフが「しっかりしている」もしくは「何か分からないけど上手くいっている」などコミュニティは、完全に非営利なものであるケースが多いことから会社以上に多種多様な顔があるものです。

でも共通しているのは見られているということ

どんなコミュニティでも、主催者の熱や立ち居振る舞い、スタッフとのコミュニケーションの取り方はいつだって参加者から見られています。だからこそ、スタッフは誰でもいいでは成り立ちません。

ニコニコした代表者がスタッフに叱責するとき

ことの重大さにも拠りますが、主催者のイメージが大切な場合、TPOをわきまえなければなりません。いつもニコニコ癒し系な印象を周りから持たれているのに、スタッフが領収書を作ってくるのを忘れたのを知り激昂。

「え?私が後で全員に郵送しろってことなの!?」

いいじゃん。郵送すれば(笑)

って誰もが思うかもしれませんが、どんなに声を潜めて言ったところで、会場内なら誰かが聞いています。きっといつかの飲み会のネタになって盛り上がるんでしょうね。

失礼なスタッフに注意が出来ないとき

ひとりの男性スタッフにとってストライクゾーンど真ん中の女性が参加する場。立食でお酒なんかも入って、口説きはじめる始末。明らかに女性の顔は不愉快。

「でも、いつも頑張ってくれているもんな、彼。たまには好きにさせてあげよう」

はい。この見なかったふりが致命傷です。スタッフで悪評が立つ典型的パターンがこれです。ま、主催者が同じことして、それこそ誰も注意できずにオカシクなる事例の方が圧倒的に多いんですけどね。

参加者の価値観でコミュニティの評判が簡単に上下する

話しかけられたい人、ほっといて欲しい人。主催者とたくさん話したい人、とにかく名刺交換したい人。いろいろな参加者がいる中で、その価値観にそぐわない場合、殆どの場合で、リピートしないか小さなネガキャンをされます。

悪評を聞いた多くの場合、言っている人の価値観はそうだけど、自分はそうじゃない。と思うものです。しかし「過剰に誘われた」だとか「そもそもほったらかし」のような参加者で潜在的に同じ不満を持っている人が多い内容に関しては賛同者が増えていきます。

そして、その結果として「運営方針はほったらかし」「主催者に二面性」があって「スタッフも軽薄」だけど名刺交換が沢山できるから行く人ばかりが参加者になってしまいます。

リスペクトが無いからこんなことが起こる

主催者がスタッフに対しての感謝、またはスタッフが主催者に対しての尊敬が無ければ複数人でコミュニティを運営することはできません。

  • アイツは便利だからスタッフの末席に加えてあげよう。みたいな
  • 仲間はずれにしちゃ可哀想だから、スタッフにしてあげよう。みたいな

あのー。参加者の皆さん結構なお金払って来てくれてるんですけど、って言いたくなりますよね。コミュニティ活動に練習なんてものはなくて、いつだってベストメンバーじゃなきゃ失礼ですよね。

例えば愛されキャラという名のいじられキャラな主催者。何を言ってもニコニコ済まされる。参加者の大半にからかわれている。でも本人はそれが「役割」だから望んで受け入れることでしょう。

でも、スタッフも一緒になってからかうようなことは絶対にあってはなりません。

「いい参加者がいる」というのは単なるその回の話

「あのコミュニティの参加者ってホントにいい人ばっかりなんだよね」

と、とあるコミュニティの第一回目に参加した友人の感想を聞き、数カ月後の第5回に参加してみることに。

もうね、営業バリバリしてくる保険屋さんとネズミ講やってる人が変な水を勧めてきて、これって士業メインじゃないんだっけ?って友人とは真逆の嫌な想いを胸に帰途に着きました。

でも、その友人の話はきっと本当で、第一回目はきっと主催者の友達の良い人だらけだったんでしょうね。それが回を重ねて来なくなっただけです。逆に変な人が増えたということで、変な人にとって居心地がいいコミュニティになったのだと思います。

でも、参加者の質がコミュニティの質ではない

参加者が変な人ばかりだと、コミュニティとして終わっています。でも、そんな方がコミュニティの質を作っているわけではなく、参加できてしまうことが問題なのです。

私の友人の近藤輝雄さんは東京都町田市で「【町リンク】 東京町田市異業種交流会」というコミュニティを主催されています。

私も何度か遊びに行ったことがありますが、とても穏やかな雰囲気でミニセミナーもあり、起業家も会社員も上下の変な関係もありません。そして、以下の約束事があります。

ネットワークビジネス(マルチ商法)、能力開発(自己啓発)ビジネス、保険等の勧誘目的、スーツ・毛皮・宝石等高額商品販売、投資関係業者、宗教、政治関連等の目的でのご参加は固くお断りします。

また、当交流会の終了後においても、当交流会参加者に対する勧誘及び販売目的での個別の連絡はご遠慮願います。参加者より迷惑等のクレームが入った方(会社)は、今後の参加はお断りいたします。

ネットワークビジネス参加者数0人 6年以上継続中

コミュニティの方針上、とても分かりやすい「規律」だと思います。コミュニティの穏やかさを継続し、もう10年近く毎月開催するというのは、参加者の質ではなく、運営努力以外の何物でもありません。

参加者が安心して参加できるような近藤さんの取り組みよってリスペクトが生まれ、近藤さんも規律を甘くするような例外措置も取られません。まるで労災無事故記録のような文言もさすがだなと感じています。また遊びにいきますね!

スタッフがいるならそこに一番気を使うべき

主催者と参加者の関係だけならば何も問題が無かったのに、参加人数に伴ってスタッフを頼まなければならなくなった。こんな時、スタッフの価値観はもしかすると最も大事なことかもしれません。

なぜなら、主催者<スタッフ<参加者の順に人数が多く、大事な参加者との接触頻度はスタッフの方が多い状況になるからです。

例えば主催者とは友達だけど特に尊敬もしていなくて「頼まれたから来た」というスタッフは、コミュニティにも参加者にも思い入れがありません。何かしでかしても「ごめん。ならもう二度と手伝わないよ」と去っていけばいいくらいにしか思っていません。

そんな人にリスペクトしろと言っても民主国家じゃ無理がありますので「頼まない」がベストです。

受付は華やかな女性が良いなんて誰が思ってるの?

受付は性別じゃなくて、リスペクトスタッフにすべきです。もちろん不潔はダメです。でも、女性の方がいいっていう価値観はそろそろ捨てるべきです。

そもそもコミュニティに彩りを添えるために受付に女性が必要なんて、コンセプトが狂ってますよね。きっとコミュニティの企画運営を一緒にやってきた人が適任です。愛がありますから。

「女性参加者が増えると男性参加者が増える」という言い伝えがコミュニティ界にはあります(笑)これはきっと真実です。

だからこそ、受付が華やかな女性だということがいい参加者が増加する要素にはなり得ないということです。むしろイケメン集めた方がマシです。

スタッフに適任か調べる方法

そんなものがあれば、苦労しません。でも、いくつかの指標はありますよね。

  • 同性、異性から偏って評判が悪い
  • 同じことを複数人が別の場所で言うと人によって反応が違う
  • 生活にゆとりがない
  • 偏った政治・経済の思想がある
  • 自分を苛立たせる才能がある
  • 都度恩を着せてくる

見た目とかしゃべり方とかあんま関係ないです。「内面」と「気配り」の方が遥かに重要だといえるでしょう。

おわりに

クライアント様が主催するコミュニティも増えてきて、回を重ねるものも増えてきました。コミュニティづくりのコンサルティングをしているわけではないので、皆さんほとんどの準備ご自身でされていますが、やはり愛があると良いですね!

何かのフロント商品としてコミュニティなんかすべきじゃないなってつくづく感じます。私もダイナミズムIROHA以下ラインナップが年内幾つか増えるので、皆さまのコミュニティ活動のお役に立てるよう頑張りますよ!


2014/09/11

コミュニティづくり