20140926

コミュニティを作る上で、「ファンづくりをしましょう!」と勧めると「いやいやいやいやいやいやいや!ファンなんて、自分のような底辺の人間にファンなんてッ!」と言う人がいます。そういう人はもうすっこんでてください。

冗談です。すっこまなくていいです

「自分のファン」みたいに考えると、気恥ずかしくて身悶えしますが、あくまでもコミュニティのファンという意味です。

これを「自分のファン」って直結してしまう人は、むしろだいぶ自意識過剰で、自分のファンが欲しい人なんでしょう。でも、そういう人嫌いじゃないです。

自分のファンを作ると後で困ります

江頭2:50さんのように、常に全力ならそれでもいいと思います。

これをやったら次回でられなくなるんじゃないかなんて考えないようにしている。人間いつ死ぬかわからないから、その時のすべてを出しきりたいんだ。おれはいつ死ぬかわからないし、見ている人もいつ死ぬかわからない。

視聴者が最後に見た江頭が、手抜きの江頭だったら申し訳ないだろ?

この言葉がご本人のものかどうかは分かりませんが、どちらにせよこのセリフが話題になっているのは、熱狂的なファンの存在を裏付けるものでもあります。

でも、私たちはよく手を抜きます

私はコミュニティ活動自体、手を抜きます。皆さんも常に全力じゃないでしょう。その時に、自分のファンだったらガッカリしてしまい、逆にアンチになってしまう可能性がありますよね。

だからこそ大事なのは「主催者でないもののファンにもなってもらう」ということです。

コンテンツのファン

例えば、六本木ボードゲーム会では「人狼ゲーム」のファンが多く参加しました。あるいは、人狼ゲームのベースのルールに付与したシナリオのファンもいたかもしれません。

これは明らかに林ファンではありません。私が作ったシナリオを別の主催者が運用しても同じことになったと思います。

とは言っても「林さんだから皆楽しんでくれるんですよ」と参加者の方も気を使ってくれるあたり、本当にステキな参加者ばかりだったなと感じています。

でも主催者が変わっても再現性がある

別の人が同じことをする。その人がいわゆる普通の人(気持ち悪くない)だったら、再現性はあると思います。私はそのつもりで人狼コンテンツを作ってきました。いずれは横に展開していきたいなとも考えています。

もしかすると、私がやってきたことと同じようなことをしたい主催者希望の方がいて、私がコンテンツ提供して上手くいくのだとしたら、とても夢がある話です。

こちらは現在検証中ですが、ほぼ可能だと考えています。

理念のファン

何かのコミュニティの行き着く先が「アフリカの子どもの教育」だったり「ゴミの無い街づくり」だったり、こういう理念のファンになる場合もあります。

結果NPO法人と形態を昇華させるケースも多々見られますよね。これも厳密には主催者のファンではありませんし、主催者自身も自分が代表であることにこだわりは無いはずです。

もし、あるのなら、そんな痩せた考えの代表がいるコミュニティに魅力など無いはずだからです。「参加者の希望で代表をしている」という現実がコミュニティファンの原動力だともいえるでしょう。

参加者同士の絆

参加者が魅力的だから、参加者が参加者を呼ぶ。このケースの場合、コアなメンバーは間違いなく主催者のファンです。このような広がり方をするコミュニティは加速度的に人数が増えていき、場合によっては大きなコミュニティの中に小さなコミュニティや勉強会が生まれるようなモデルになります。

しかし、このようなメリットがある反面、人間関係の問題が間違いなく発生します。勝手に運用されていくコミュニティなど絶対にあり得ないということは理解しておかなければなりませんね。

最後は精神

一人で無機質なビジネスをする分には「ロジック」だけで構いません。でも、どんなに知識があっても生理的に受け付けない人に頼まないように、最後は精神です。

「生理的に受け付けない」の定義に「外見」ももちろん含まれますが、これだって精神が醸成していれば「こんなヨレヨレのシャツ着てたら、周りの人が嫌だろう」くらい分かります。

それを「自分は日本一労働法の知識がある」という理由で「後はなんでもいい」みたいな気持ちの悪い価値観になってしまうのは、非常にもったいないことだといえるでしょう。

店主が頑固で気に入らない客にサービスを提供しないラーメン屋がありますが、あんなのブームが去れば間違いなく成り立ちません。その時に「ごめん、ブーム去ったから客に優しくします」と言っても通用しません。どうせ後からブレるなら最初からサービス精神を持っておけという話ですね。

誰が何と言おうと、最後は「精神論」です。そう思わない人はアフィリエイトでもしていればいいのではないでしょうか。

 おわりに

今日はコミュニティの視察に行ってこようと考えています。大規模コミュニティのご相談をいただいており、今回はその中に生まれた小さな会です。

実際にコミュニティがどのような感じで広がり運営されていくか、また運営されるべきなのかを研究してフィードバックしていきたいと考えております。


2014/09/26

コミュニティづくり