ダイナミズム
「こうなったら町が良くなる」アイディアが出るゲーム研修
ダイナミズムは参加者の属性に応じてさまざまなことが学べます。 お金の大切さはもとより、「サービスをつくり」「設備投資を行い」自分が持つリソースを使うことで「価値」を産み出すことを体験し、最終的に大切なものは金銭的なゆとりを越えた「人からの感謝」を勝敗を決定するポイントにしています。
「ダイナミズム」で体験できること
ダイナミズムとは、「起業の力学」を意味しています。つまり、ある街のあるお店があったとして、街全体をよくするために「そのお店だけ」が何かをしても効果が薄いという考え方に基づいています。 これは、語弊の無いように加えると、街というコミュニティを良くしたいのであれば、そこに属する多くの企業・店舗が同時に改善しなければ、どこかに皺寄せがきてしまうということです。このゲームでは以下のことが体験できます。
仕入から販売までのビジネスの基本
人を雇用することの大変さ
サービスづくりの重要さ
新たなる可能性の模索
人との交渉することについて
5業態とゲームの概要
本ゲームは、5つの業態が存在し、参加者がその内の1つを担当します。 そして、ビジネスで必要な材料仕入れや販売などに関しても、それぞれが関わりあうモデルになっています。
例えば、自分が飲食店だった場合、運営側が開催する市場でも材料は購入できますが、参加者の中に「農業・畜産」をしている人が居れば、そこから安価で仕入れることも可能です。
そして、出来た「食べ物」を自店舗で提供するのが一般的ですが、小売店に卸すことも出来ます。全ては参加者同士の合意によって、個々が改善し、それによって街が活性化する姿が見えてくるでしょう。
運の要素はほぼありません
商売をしていて、景気や人脈やブームなど、運に頼っている企業は間違いなく年続きません。そのため、「ダイナミクス」でもサイコロを振って、同じ業態なのに出目で差がつくような設計はしておりません。 優先順位と戦略、そして交渉と閃きによって、収益増が生まれ、価値や人からの感謝が発生するようになっています。
ダイナミズムの勝利条件
本ゲームでは、売上や内部留保を集めるゲームではありません。 あくまでも起業を通じて、安定的に経営し、かつ企業やサービスに価値を産むことを善としています。 お金は「ツール」として活用させ、特には周りをフォローする活動も重要だという認識を持たせることが起業における重要な事項です。 お金を他のプレイヤーに「渡してはならない」「貸してはならない」という絶対的なルールを設け、その中で「人の雇用」を最重要ポイントにします。 そのため、ダイナミズムでは以下の優先順位によって勝者が決まります。
人を最も多く雇用した
「機械導入」「建物賃借」の事業規模拡大に伴う人材の雇用を最も多くしたプレイヤーを勝利とします。また同数いる場合、以降の条件を付与します。
現金が初期資本の2倍以上ある
現金が初期資本の2倍以上あるプレイヤーを残し、勝者を決定します。
投票による決定
勝利候補者が複数いる場合、残りのプレイヤーが「自分のビジネスにおいて良い影響を及ぼしたプレイヤー」を投票し、勝者を決定します。
研修について
参加人数 | 8人以上(適正人数は20名程度) |
必要時間 | 4~6時間 |
必要設備 | プロジェクタ、長机 |
研修費用 | 25万円~ |